「ユーミン万歳!」の15曲目、「海を見ていた午後」を連続で何回か聴いてみた。

買ってみた

※音楽の知識が有る訳でもなく、作詞の能力が有る訳でもなく、ただ単にユーミンの曲が好き、というだけで、感じたまま、思ったまま、偏見に満ちたレヴューです。再生している環境は、PCで再生し、Bluetoothで飛ばしてSONYのWH-CH510で聴いています。

この曲は1974年にリリースされているみたいです。1974年って、年号でいうと昭和49年ですよ?
昭和49年ってどんな年だとうって色々と探していたら、メチャメチャ興味深いサイトを見つけました。1分で分かる!激動の昭和史 昭和49年(1974年)そのときあなたは? | はやぶさ宝石箱 (kagebome.com)

プロ野球でいえば、王貞治(敬称略)がバリバリ現役ですね!最優秀選手と首位打者と本塁打王と打点王をとってます(マジデスゲー)
あと、永谷園が「あさげ」を発売とか、山口百恵の「ひと夏の経験」が流行っていたとか、もう、ね。

この「ひと夏の経験」と同じ時代に、「海を見ていた午後」。
どちらも、私はオンタイムでは聴いてませんが、昭和のこの時代に「海を見ていた午後」のような曲を世に送り出していたと考えると、やっぱりユーミンて凄いですね。

初めてこの曲を聴いたのは、たぶん高校生の時であったと思います。なんて暗い曲なんだーって思ってました、すみません。だって、未練たらたらの内容でしょ?彼と別れたのに、一緒によく行っていたレストランに来てしまって、ウダウダとクヨクヨとする詩。高校生には早い内容でしたw
当時はラジオの深夜放送が盛んで、その中で武田鉄矢(敬称略)が、この曲がなんでヒットしたのかが未だに分からんって唸ってたのが面白かったですね。「ソーダ水の中を貨物船なんか通らんやもん」「なんか、おしゃれな事考えてる自分、すごいみたいな雰囲気が嫌だ」みたいな事言ってたと思います。違っていたらすみません。当時はこの話をゲラゲラ笑って聴いてました(笑)ホントその通りだって。

一応、酸いも甘いも苦いも渋いも、色々と知ってしまった今聴いても、実はあまり変わらないですね。
当時の武田鉄矢と同じように思ってしまいます。お洒落を絵にかいたような、鼻につく表現だな、と。
あと、いまだによくわからないのが、「あの時目の前で泣けていたら今頃二人 ここで海を見ていたはず」? え?あの時自分を曝け出していたら別れずに済んだのにって事すか?泣くことで彼を引き留められたハズなのにって事すか?イヤソンナンアリエナイデショウ

ユーミンの曲の中で、こういう後ろ向きの暗い曲がちょいちょい有るんですが。個人的には、好きにはなれなくて。だから、昔の話ですけど山手のドルフィンに行ける機会があったんですが、え、行かなくてもいいよって行きませんでしたしw

でも、この曲があって、この曲が世の中で認められて、ヒットして。
それがあったお陰で、ザ・ユーミンっていえる恋愛ソングが生まれてきたと思うんですよね。そういう意味では、この曲がヒットしたっていう事が大事なのかな、と思ってます。

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