令和4年度2級土木施工管理技術検定第一次検定(前期)を順番に解いてみる件(page-09)

資格試験

【No.32】就業規則に関する次の記述のうち、労働基準法上、誤っているものはどれか。
(1)使用者は、常時使用する労働者の人数にかかわらず、就業規則を作成しなければならない。
(2)就業規則は、法令又は当該事業場について適用される労働協約に反してはならない。
(3)使用者は、就業規則の作成又は変更について、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合には、その労働組合の意見を聴かなければならない。
(4)就業規則には、賃金(臨時の賃金等を除く)の決定、計算及び支払の方法等に関する事項について、必ず記載しなければならない。

これは(1)が誤りなんですけど、「常時使用する労働者の人数にかかわらず」って、ゼロでも作成しないといけないの?って考えたとき、あ、たぶんこの選択肢が誤りかも?って気が付くと思います。

【No.33】年少者の就業に関する次の記述のうち、労働基準法上、正しいものはどれか。
(1)使用者は、児童が満15歳に達する日まで、児童を使用することはできない。
(2)親権者は、労働契約が未成年者に不利であると認められる場合においても、労働契約を解除することはできない。
(3)後見人は、未成年者の賃金を未成年者に代わって請求し受け取らなければならない。
(4)使用者は、満18歳に満たない者に、運転中の機械や動力伝導装置の危険な部分の掃除、注油をさせてはならない。

(1)は学校を思い浮かべるとヒントになります。満15歳になっても、学校を卒業するまではダメですよ、ってことだと思います。
(2)親権者は労働契約を解除することができます。
(3)基本的に、賃金は本人に支払われることになってます。

【No.34】事業者が、技能講習を修了した作業主任者でなければ就業させてはならない作業に関する次の記述のうち労働安全衛生法上、該当しないものはどえか。
(1)高さが3m以上のコンクリート造の工作物の解体又は破壊の作業
(2)掘削面の高さが2m以上となる地山の掘削作業
(3)土止め支保工の切りばり又は腹起こしの取り付け又は取り外しの作業
(4)型枠支保工の組み立て又は解体の作業

(1)が該当しません。高さが5m以上のコンクリート造の工作物の解体または破壊作業は該当します。

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