話は少し前後しますが。
ドローンの教習を申し込む際に「DIPS 2.0において技能証明申請者番号をい取得しておいてください」と言われてましたので、取得してから教習に臨んでおります。
DIPS 2.0とは、ドローン情報基盤システム2.0の事であり、これからドローンに関わろうとする人なら、必ずお世話になるサイトです。ドローンの機体登録から操縦者の登録、飛行許可の申請から飛行計画の通報など、殆どの事がこのサイト1つに纏められており、このサイトが使えなかったらモグリですね。
この時、私はすでにドローンを1台所有しており、アカウントも取って機体登録も終わらせている状態でした。JUナンバーもリモートIDも手続きはちゃんとしておりました。これは何かと言いますと、知り合いからドローンを買ったんです。いわゆる中古ですね。そして閉鎖空間でチョコチョコ遊んでいたのですが、まさかここで役にたつとは思っていなくて。運命ですね。
話を戻します。
教習は無事に終了したのですが。
技能証明の申請って、実はここからが大変でした。
まず「無人航空機操縦士試験申込システム」にID登録して色々と手続きしなければなりませんし、続けてプロメトリック受験者用のサイトに飛んでいって、そこでもID登録して手続きをしなければならないんですよ?2か所もID登録?って思いましたよ。後になって考えてみたのですが、受験のシステムを考えれば仕方ないのかもしれないです。日本海事協会がドローンの資格を取り仕切っている(国交省から外部委託されている)みたいな団体です。プロメトリックっていうのは色々な試験主催団体の試験を場所と設備を提供してオンラインで公正に受験させる仕組みと設備を持っているんです。この2つを利用する関係で、IDを2か所で取得する仕組みになってしまっているのですね。面倒くさいですが仕方ない。仕方ないんですが、ホントに面倒くさい。
私の場合、なぜか手順がすっ飛んでしまい、2か所でID登録したらプロメトリックでの試験のスケジュールのページに入れて、試験日の予約をする事ができました。その後で「ClassNK」に対して、1つ1つ手続きをしていき、手数料を収めて、運転免許証の写しを送信して・・・をしなければならない事を知った(分かった)のです。教習が終了してから約1週間後に試験の予約が出来たのですが、それまでに手続きをしておいた方が良いのでは?とかってに思い込んでしまい、1つ1つに時間がかかる手続きにイライラしながら、でも試験日までにはすべての手続きをおえる事ができました。
学科試験は、50問出題されます。それを30分で解く必要があります。しかも80%以上正解しないと不合格というそこそこハードルが高い試験でした。
教習の時の座学で、テキストに赤線を引いて出題されるであろう箇所を後から見返しても直ぐ分かるようにしていたのですが、如何せん範囲が広い。かといって赤線部をまとめている時間はない。時間はどんどん過ぎていきます。困った時のグーグル先生です。聞いてみたら「YOU TUBEに色々とあがってるよ」との事でしたので、検索してみたら本当に色々と上がってました。しかも結構有用な動画が何本も上がっており、その動画を繰り返し見ることと、テキストの赤線部を読み返すことで試験対策が出来ました。
当日は、分かりやすい問題からパッパパッパと回答していき、少しでも迷う問題はどんどん飛ばして進めていきました。最後までいったら迷った問題を読み直し、ちょっと考えて分かる問題は回答し、それでも迷う問題はパスして進めていき、最後までいったらまた最初にもどって・・・の方式で進めていき、50問解き終わった時点で残り時間が3分以上ありました。この3分で自信のない回答を見直し、結果合格する事ができました。

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