実際に仕事をしながら受験したオッサンの記録ですので、ここに書いた内容(特にコレが正解かもって書いた文言等)が間違っている可能性がある事をご理解して頂いたうえで読み進めて頂ければと思います。宜しくお願い致します。
使用したテキストはこちらです。https://amzn.to/4oGlQaN
経験記述の箇所が大半を占めているのですが、過去問が10年分収録されているので、それを目当てに購入して繰り返しやりました。

前回の続きです。
問題2の(1)、作業前のツールボックスミーティングに関して。これも過去問ではおなじみの問題ですね。何回もやりました。
ツールボックスミーティング(TBM)とは、建設業や製造業の現場などで、作業開始前に行われる5分から10分程度の短時間のミーティングです。由来は「道具箱(ツールボックス)を囲んで話し合う」ことから来ています。目的は、その日の作業内容の確認、安全上の危険箇所の特定と対策の共有、および作業員間の情報共有と安全意識の向上です。
目的:
・その日の作業内容や手順を再確認し、作業の効率化を図る。
・潜在的な危険を洗い出し、事故を未然に防ぐための対策を共有する。
・作業員同士の意思疎通を促進し、安全意識を高める。
このほかに、服装や保護具・保護帽の確認も含まれていると思います。
(2)の(イ)バックホウ使用時の作業員の安全確保。これも過去問でやってます。
・作業区域への立ち入り禁止: 運転中のバックホウに接触する危険がある区域には、作業員を立ち入らせない(労働安全衛生規則第158条)。
誘導員の配置: 立ち入り禁止が徹底できない場合や、運転者の死角が多い場所、法肩付近での移動時には、必ず誘導員を配置する。
・合図の統一と徹底: 誘導員を配置する際は、一定の合図方法を定め、運転者と誘導員の間で周知徹底する(労働安全衛生規則第159条)。運転者は誘導員の合図に従う。
・意思疎通の徹底: オペレーターと周囲の作業員との間で、相互の声かけや合図による意思疎通を徹底する。
・安全装置の活用: 衝突軽減システムなど、最新の安全装置を備えた機械の導入も効果的である。
(ロ)移動式クレーンに関して。これも過去問で見たことがある内容です。頻繁には出てきてませんが、問題があった記憶はありました。
移動式クレーンで荷をつり上げた際、ブームなどのたわみによって吊り荷が少し動きます。理屈で考えると分かるのですが、ブームが倒れる方向に力がかかります。ブームを倒すと吊り荷は外側に行くので外側に居ると接触する可能性があります。なので(a)は「内側」になります。
(b)ブームを伸ばすと定格荷重は小さくなります。
(c)荷をつり上げる際にはフックは吊り荷の重心の真上にないと荷が傾きます。
(d)玉掛けの安全係数は「6以上」です。
(ハ)移動式クレーン設置時の注意事項。
仕事で使っていると、改めて聞かれると一瞬迷ってしまいますがw
・原則として、アウトリガーは最大限に張り出します。
・クレーンの旋回体と接触する可能性のある箇所や、つり上げられている荷の下など、危険な場所への立ち入りを禁止する旨を作業員に周知徹底します。
(ニ)移動式クレーン使用前の点検について。
これも仕事で使っていると当たり前になってしまっているので、一瞬躊躇してしまいますw
過去問でも出てきてたので、すぐに書けました。
移動式クレーン作業前の機能点検では、「巻過防止装置」「ブレーキ」「クラッチ」「コントローラー」の機能、そして「ランウェイやトロリのレール」と「ワイヤーロープ」の状態を確認します。これらはクレーン等安全規則に定められており、その日の作業が安全に行えるかを確認するためのものです。
「ブレーキ」と「クラッチ」が真っ先に出てくるのですが、設問でこの2つが封じられるのは、もうお約束なのですw
(3)の(イ)刈払い機使用時の注意事項です。これも過去問でよく見ました。
飛散物から身体をまもる為に装着するのは、
・保護メガネ(またはフェイスシールド)
・飛散防止カバー(刈払機本体に装着する飛散防止カバーは、作業者や周囲への飛散物を大幅に軽減する効果があります。ワイドタイプやナイロンコード専用のカバーなど、様々な製品があります)
(ロ)最近の夏は暑く、絶対に熱中症対策に関連する問題は出題されると考えていましたが。
そのWBGT計も出るとは思っていました。WBGT=湿球黒球温度って覚えました。
でも、それが「何指数」か、って覚えてませんでした(笑)
これ、「暑さ指数」なんですね。聞いたことはありますが、記憶に至らないw
Aは「暑さ指数」、Bは「塩分」になると思います。
(ハ)刈払い機の刃の点検ですね。これも過去問でありました。
点検前の具体的な注意事項は以下の通りです。
・刈刃が完全に停止したことを確認する
停止操作後も、慣性でしばらくチップソーが回転し続けることがあります。必ずチップソーの回転が完全に停止したことを目視で確認してから、次の行動に移ってください。
・直ちに使用を中止する
障害物に当たったことによる異常音や異常振動を感じたら、すぐに操作レバーから手を離し、エンジン(またはモーター)を停止させてください。そのまま使用を続けると、刃の破損による飛散や、機械の故障により制御不能になる危険があります。
・動力源を切る
エンジン式の場合:エンジンスイッチを「停止」位置にして、完全にエンジンが停止したことを確認します。
充電式・電動式の場合:電源スイッチを切り、必ずバッテリーを本体から取り外すか、電源プラグをコンセントから抜いてください。これにより、意図せず刃が回転してしまうことを防ぎます。
以上になります。
この試験は6割正答なら合格なので、それなりの点数の取り方が通用すると思います。100点とか80点をとる必要がないんです。65点でいいんです。完璧を目指す必要ありません。的を絞って、自分が理解できる範囲内で確実に点数を取れる状態にすれば合格できる試験です。なので、その為の勉強方法はと聞かれると、やっぱり過去問を繰り返しやるのが最短ルートだと思います。私もそうしてきました。
次は1級を取れって会社から言われるやも。経験年数が達するまで、まだ時間あるしノンビリ勉強始めますかw

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