令和5年度1級土木施工管理技術検定第一次検定を順番に解いてみる件(page-01)

資格試験

まずは試験問題A(選択問題)から。
No.1からNo.15までの問題のうちから12問を選択して解答しなければなりませんでした。
難しかったと思います。かなり迷って悩みました。2択まで絞り込んだけど、そこから先が進まないって言う問題がいくつも出てきました。

【No.01】土質試験結果の活用に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)土の含水比試験結果は、土粒子の質量に対する間隙に含まれる水の質量の割合を表したもので、土の乾燥密度との関係から締固め曲線を描くの用いられる。
(2)CBR試験結果は、供試体表面に貫入ピストンを一定量貫入させたときの荷重強さを標準荷重強さに対する百分率で表したもので、地盤の許容支持力の算定に用いられる。
(3)土の圧密試験結果は、求められた圧密係数や体積圧縮係数等から、飽和粘性土地盤の沈下量と沈下時間の推定に用いられる。
(4)土の一軸圧縮試験結果は、求められた自然地盤の非排水せん断強さから、地盤の土圧、斜面安定度の強度定数に用いられる。

この問題は、消去法でいきました。(1)(3)(4)には、間違いらしい間違いとか怪しい箇所が見つからなかったんです(苦笑)。で、ちょっと話は横道に逸れますが、昔々、バイクに乗っていた時期がありまして、その関係で「CBR試験」ってのに反応してしまって(CBRという、HONDAブランドのバイクが有るんですよ)、セコカンを勉強し始めて、この単語にぶつかった時にググった事がありましたが、その時はピンと来なかったので、つまりはこういう事か?的に考えた文言、それが少しだけ頭に残ってました。それは、

CBR=バイク=アスファルトの上を走る。つまり、アスファルト舗装とか路床路盤関連の言葉である。

なので、「地盤の許容視力の算定」が引っ掛かり、いやいやいや、CBRと言えばアスファルトやろぉって単純な理由で、(2)にマークしました(笑)
自信は全く無かったんですが、どれも正しく見える中で、コイツが一番怪しかった、という理由です。

試験の翌日、主催団体が発表した正答を見て、思わずガッツポーズしてましたwww

【No.02】法面保護工の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)植生土のう工は、法枠工の中詰とする場合には、施工後の沈下やはらみ出しが起きないように、土のうの表面を平滑に仕上げる。
(2)種子散布工は、各材料を計量した後、水、木質材料、浸食防止剤、肥料、種子の順序でタンクへ投入し、十分撹拌して法面へムラなく散布する。
(3)モルタル吹付工は、吹き付けに先立ち、法面の浮石、ほこり、泥等を清掃した後、一般に菱形金網を法面に張り付けてアンカーピンで固定する。
(4)ブロック積擁壁工は、原則として胴込めコンクリートを設けない空積みで、水平方向の目地が直線とならない谷積みで積み上げる。

(1)(2)は正しいと思い、早々に候補から外しました。
(3)は、「菱形金網」と「アンカーピンで固定」という文言が最後まで引っ掛かってしまい、不適切な候補に残してしまいました。
え?なんで(4)が残ったん?って思いますよね(苦笑)。今思えばそうなんですよ。ブロック積擁壁工は、地滑り対策とか、法面の下の方の施工だから、胴込めコンクリートのない空積みなんて、アリエナーイ!んですけど、それに加えて谷積みでも布積みでもどっちでもいいはずなんですけどねw
スプリットン工業様のサイトで、分かり易いページが有りましたので紹介させて頂きます。
http://www.splitton.com/terms/index3.html

ですので、適当でないものは(4)になります。

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