AIで漫才をカバーするヤツとかが出てきて、その出来栄えが素晴らしすぎて感動している件

気になっていること

ここのブログでちょくちょく出てきている、成田先生とひろゆきなんですけど。
ギャロップの漫才ネタを、この二人の音声でカバーしたYouTubeがアップされてました。
これです。

このフレンチのネタを選んだ主は、ギャロップの漫才だけではなくて、色々なコンビの相当数の漫才を見てきている人だという事が直ぐにわかると思いますし、言葉のかぶせ方とか相槌とか、成田先生とひろゆきのしゃべり方もよく研究されていて、そしてそれをAIで再現させてしまうという、3重の苦労の結晶だと思うんですよ。

これを1ヵ月で作ったってかいてますけど、いや、普通に考えて1ヵ月は早い!
作ったら終わり、ではないんですよ。作っては直し、作っては直し、の繰り返しで。つまりそれは、
2人の音声パートをそれぞれ作って、トラックに並べて、かぶせるタイミングとか、突っこむタイミングとか、間とか、ミリ秒単位で修正していったと思うんですよ。
しかも、元ネタの通りに作っていく訳ではなく、2人の特徴的な文言とかしゃべりとかを、絶妙に織り交ぜて作り上げていっているんです。文字通り、織り交ぜているのが凄い。
軸になるしゃべりのテンポがあって、最初はゆっくりで最後に向けて段々と早くしていく中で、間を作ったり、突っ込んだり、被せたり。いや、これはホントに凄いです。

AIが出てきて職業がいくつか消える、とさえ言われてますが、このYouTubeは「漫才作家」という職人を新たに生み出す事になるかもしれない、そういう可能性を秘めていると思います。

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