質問に対してハイかイイエで答えろ!っていう聞き方は、やめて欲しい件。

どうでもいいこと

ハイかイイエで答えろっていうのは、ちょっと極端なのかもだけど、一方的に質問してきて、
「えーーーっと、それはですね、」とか「ちょっと待って下さいねー」と言いながら、返答を考えていると、怒る人が一定数いるんですよ。私は、単に気が短いのかと思ってましたが、どうやら違うようですね。
返答が待てない全ての人にあてはまることではない、という前提でお願いします。こういう人がいるのかもしれませんよー、という、個人の考えです。

特に上役であったり、取引先であったり、気を遣う相手であればあるほど、最高の回答をしようとするわけですよ。つまり、自分の頭の中に入っている、関係する情報を色々参照して、考えをまとめて、っていう時間が必要なんですよ。

でも、その数秒を待ってくれない人がいます。
「聞かれたら直ぐに答えろ」と。「ハイかイイエやったら、直ぐに答えられるやろう」と。
いやいやいや、ハイかイイエで答えられるのなら、既に答えてますって。答えられないから、色々と考えて、数秒時間がかかってるわけで。
もっとも、単純作業で「できた?」って聞かれて「まだです!」なら、0か1で、その後に「何やってたんだ!」って怒られるのが分かってたら、「できた?」って聞かれて「もう少しです!」って応えてしまう時もあります。まだですって言えって怒らます。それは理解できます。怒られるのを回避したいという思いが見え見えだから。
「イイエ」と答えさせておいて、そこから攻撃したいが為に「ハイ」か「イイエ」で答えさせたがる人がいます。これが困るのです。このタイプは論外なので、ここでは止めておきますw

コトが単純ではない場合、ハイかイイエだけでは応えきれない場合が多いです。ハイでもあり、イイエでもある、のような。こういう場合、質問者が回答をハイかイイエだけに絞ってしまうと、本来は回答するべき内容とか事情とかがシャットダウンされてしまって、結局は質問者の不利益になる事が多いです。それを分かっていない人が一定数いらっしゃいます。
回答する側は、実はハイかイイエで答えるだけなら、簡単でラクチンなんですよ。「プラン〇〇はどうなった?固まったのか?」「はい」で終わるんですから。それ以上の情報はシャットアウトです。あとから「どうして聞かれた時に言わなかった!」と怒られても「聞かれませんでしたから」「ハイかイイエで答えろと言われましたから」って、質問者からしたらクチゴタエなんですけど、そうなってしまうんです。

経験則ですが、ハイかイイエだけで答えさせる人は、ホウレンソウ(報告連絡相談)を強くいう傾向があると感じます。まぁ、そうなりますよね。自分から回答の間口を狭めておいて、情報が足りないから、もしくは進んで報告しづらい空気を作ってしまっているので、ホウレンソウ、ホウレンソウって言うのだと感じます。

改善方法は簡単です。「プラン〇〇について、報告して」って聞けばいいんですよ。そしたら、「ほぼ固まったんですけど、A社がちょっと問題があるかもしれないと言ってきてまして、それを今、確認中です」とか、枝葉の部分がでてくるんです。もちろん、重要ではない情報も報告にのってきたりしますが、それは質問者が自分で取捨選択するか、「その情報は要らない」って言えばいいだけですから。

ホウレンソウ、ホウレンソウって、しつこく言わないとダメな状態っていうのは、回答の間口を狭めている可能性が高いです。
極端にいえば、なんでもかんでも報告させておいて、情報の取捨選択は自分でやっておけばいいだけなんですよ。そうしておけば、その時は不要と思えた情報が、あとから生きてくることって、想像以上にあるとおもうんですけどね。
管理者とかリーダーとか、もっと言うと経営者って、判断する事が仕事のハズです。判断するには正確な情報が必要です。だとすると、できるだけ情報を集めておいて、それが正しいかどうかも含めて自分で判断して取捨選択すれば、結構捗るとおもうんですけど。

必要な情報だけ欲しい、っていうのは、無能な経営者の言葉だと思いますよw
だって、報告する人は、その情報が必要かどうかなんて知りませんから。それだったら、入ってくる情報が必要かどうか判断する人を置いて、そのフィルターを通した情報を集めるべきです。そのフィルターが無能なら、いい加減な方法しか入ってきませんけどねwww

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