ネタ作家の芝山大輔著「おもしろい話し方」を読んだ。

買ってみた

私は、コミュ力は低いです。この、このコミュ力が低いというのは、いじめられる原因にもなります。
コミュ力の高い人は、あまりいじめをしません。コミュ力が中程度の人がいじめをしてくる傾向があると感じています。
そういういじめに対してネットの記事でちょいちょい出てくる芝山大輔の文字。ネタ作家らしい事はし知ってますけど、それ以上の事は知らない。その芝山氏が本を出していて、Amazonで見てみると、評判もそこそこであるので、買って読んでみました。

https://amzn.to/3C9MbJf

内容としては、Amazonのレヴューにもあるとおり、芸人さん目線の、普通の本だと思いました。
個人の感想ですよ!w
でも、ね。帯にある「コミュ力の高い人が無意識にやっていること」という目線で読むと、ちょっと見方が変わってくるんですよね。

確かに、コミュ力の高い人は、初対面の人に対しては「返事をしやすい話題を振る」のは間違いないです。これは、コミュ力の低い自分が、そうされている事を認識しているから、そう言い切れるのです。
仕事はなにをしているのかとか、どこから来たのかとか、出来れば言いたくない事を聞いて来るよりも、今日はメッチャ暑くて干からびそうだとか、シャツのこの黄色の点は、さっきカレーうどん食べた時についてしまったんですよとか、どうでもよくて、ちょっとクスっとする話を振ってくるんですよ。

確かに、コミュ力の高い人は、リアクションが上手です。これは横で見てて、そう思います。自分もできたらいいのに、って。この本にはそのヒントが書いてあります。その通りにできるかどうかは、別の問題ですが。リアクションを上手にすると、会話が好転するのも理解できますし、イジられにくくなるのではないか、とも思います。

リアクションに含まれるのかもしれませんが、確かにコミュ力の高い人は、ツッコミが上手です。横で見てて聞いてて感心します。ほーーーって思わずフクロウみたいに鳴くこともあります。この本には、そのマナーが書いてありました。
そうなんですよ。ツッコミって、相手を貶めるのが目的ではないんです。笑えないツッコミは、それはツッコミではありません。笑ってもらえて、ようやくツッコミになるんです。

4章と5章は、すべらない話のレシピとかお笑いタイプ診断とか、ちょっと話が逸れるので、割愛します。コミュ力の低い人が知りたいのは、すべらない話ではないし、お笑いのタイプを知っても意味が無いんですよ。コミュ力の高い人が「無意識に」やっている事を知りたいんです。だから割愛します。

この本に書いてあること全てを実践できるようになるのは難しいけれど、1つずつでも実践できるようになっていければ、コミュ力が低いが故にイジられるとかイジメられる確率は、確実に減ると思います。こういう本が無い時代に、イジメられるのが嫌で、必死にコミュ力をあげていって、イジメから逃れてきた自分が言うんです。少なくとも、実例がここにあります。

イジメには、暴力で対峙するのではなく、笑いでやりかえすのが一番だと、私は今でも信じています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました