令和4年度2級土木施工管理技術検定第一次検定(前期)を順番に解いてみる件(page-03)

資格試験

【No.9】既製杭の中堀り杭工法に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)地盤の掘削は、一般に既製杭の内部をアースオーガで掘削する。
(2)先端処理方法は、セメントミルク噴出撹拌方式とハンマで打ち込む最終打撃方式がある。
(3)杭の支持力は、一般に打ち込み工法に比べて、大きな支持力が得られる。
(4)掘削中は、先端地盤の緩みを最小限に抑える為、過大な先掘りを行わない。

この問題は、自信がなかったので、マークシートはブランクにしましたが・・・。
今、見てみると実はサービス問題なのでしょうか。
杭をダイレクトに打ち込むのは、騒音も振動も出るし、パワーも必要だし。
パイプ状になっている既製杭の、その中空になっている部分を掘削して掘り下げながら杭も差し込んでいって、支持層に届いたら杭を打ち込んで終わり、と。
そうすると、掘削するのはアースオーガだろうし、届いた支持層でセメントミルクで固めるのかハンマに打ち込むのだろうし、先掘りをやりすぎたらグズグズになるから最小限に抑えるだろうし。
消去法でも(3)が適当ではないって結論が導けますねw
よく考えてみたら、何もない所に杭を打ち込むのと、先掘りして最後に打ち込み、もしくは固結させる方法と比べたら、そりゃあ打ち込み工法の方が大きな支持力が得られますよね。ナンダ、カンタンジャン。
ちなみに、テキストのP.91にちゃんと乗ってましたよ。

【No.10】場所打ち杭の「工法名」と「孔壁保護の主な資機材」に関する次の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
   [工法名]                [孔壁保護の主な資機材]
(1)深礎工法ーーーーーーーーーーーーーーーー安定液(ペントナイト)
(2)オールケーシング工法ーーーーーーーーーーケーシングチューブ
(3)リバースサーキュレーション工法ーーーーー山留め材(ライナープレート)
(4)アースドリル工法ーーーーーーーーーーーースタンドパイプ

デター!ムツカシイヤツ!!って思ったら、超簡単w サービス問題でしたwww
だって、オールケーシング工法にはケーシングチューブ使いますしw
両方共にケーシングって単語が入ってますしwww 即答で(2)を塗りました。

【No.11】土留め工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)自立式土留め工法は、切梁や腹起しを用いる工法である。
(2)アンカー式土留め工法は、引張り材を用いる工法である。
(3)ヒービングとは、軟弱な粘土質地盤を掘削した時に、掘削底面が盛り上がる現象である。
(4)ボイリングとは、砂質地盤で地下水位以下を掘削した時に、砂が吹き上がる現象である。

これも即答でしたね。自立式って言ってるんだから、切梁とか腹起しは不要でしょう。
切梁とかが必要なら、それはたぶん切梁式工法とかなんとかいうんだろうって思ってテキストみたら、P.101に書いてましたw
ちなみにテキストとして使ったのはコレです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました