4/21(木) 15:16配信の、PRESIDENT Online 発信のYahoo!ニュースです。長いです。
「小中学生の全国大会は子供を不幸にする」スポーツ界にはびこる”勝利至上主義”という麻薬(プレジデントオンライン) – Yahoo!ニュース
全日本柔道連盟が小学生の全国大会の廃止を決めたことを記事の発端として、その理由と背景を丁寧に書いた、良いエントリーだと思います。
全柔連によると、判定に対して指導者や保護者が審判に罵声を浴びせる、児童に減量を強制する、組み手争いに終始する試合が見られる、保護者がわが子の対戦相手をののしる、父親が試合に負けた子供の胸ぐらをつかんで壁に押しつける――など、勝利に固執するがゆえに大人が過熱する事例が現場で相次いでいるという。全柔連はこれらを改善すべく大会そのものを廃止する決断を下したわけである。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c8170fba0f5986cd265da23ab62707da480ec87?page=1
そんなん、誰のためにわが子にスポーツさせてんねん!っていう話ですよ。誰のためにコーチをしているのかっていう話。記事では「勝利に固執するがゆえに大人が過熱する事例」って、軟らかく書いてますけど。ハッキリ言って、親とかコーチのエゴですから!
実際に柔道やっている本人が固執するのなら、いいんです。勝利に固執して、頑張って練習して鍛錬して、それでも負けるのはなぜか、って深くなるのはいいんです。
大人が本人以上に熱くなるのは、ナンセンスです。大人「だけ」が熱くなった瞬間、それは子供に強制していることになるんです。ちょっと考えたら分かるのに。考えてないんでしょう。たぶん、脳筋。
言い方が間違えているかもしれませんけど、そんなん、昭和の考え方ですわ。
次の平成の時代も終わって、もう、令和の時代なのに。
親とかコーチが無理矢理押し付けてくるのって、大嫌いなんです。ムカツキます。
全国大会の廃止に異論を唱える人たちは「子供が弱くなる」「有能な人材が育たなくなる」と主張する。この主張の根底には、競争がもたらす厳しさを通じなければ子供は育たないという考え方がある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c8170fba0f5986cd265da23ab62707da480ec87?page=3
有能な人材が育たなくなる?全国大会の廃止に異論を唱えるような無能なアナタが指導しても、そりゃあ有能な人材には育ちません。根本的に間違ってます。有能な指導者が育てるから、選手も有能になるんです。ゼロに何をかけてもゼロなんです。九九を習う小学生でも知ってますケド。
元バレーボール日本代表の益子直美氏が2014年から開催している「益子直美カップ小学生バレーボール大会」がある。「怒ってはいけない」というルールを設けたこの大会では、勝利にこだわるあまりつい熱くなり、言葉がきつくなった監督がいれば益子氏が出向いて注意をする。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c8170fba0f5986cd265da23ab62707da480ec87?page=1
怒鳴りが過ぎれば赤で×(ぺけ)と書かれたマスクを着けさせられる。暴力による指導で自主性を見失い、現役引退後も自信が持てずに悩み続けた益子氏の、勝つためという理由で暴力や暴言をともなう指導が許されてはならないという強い思いが結実した大会である。
この大会のことは、当時の新聞記事で読んで知りました。なにこれ、めっちゃすげーって思いました。
ラジオでも益子さんが出演してて、熱く語ってたのも聴きました。
あ れ か ら 20 年
柔道の小学生大会が無くなったという事は、悪化の一途であった、という事ですね。残念です。
これからの動向に期待しております。
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