日本でAmazonに勝てる意外な組織とは?という記事をみつけた

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4/10(日) 6:01配信のDIAMOND onlineのYahoo!ニュースです。
日本でAmazonに勝てる意外な組織とは?(ダイヤモンド・オンライン) – Yahoo!ニュース

● 日本でAmazonに勝てるのは?
あなたは、日本でAmazonに勝てるところがあると思いますか?
ビジネスのことを知っている人ほど、「それは難しいだろう」と考えるのではないかと思います。
しかし実は、勝てる可能性があるところが1つだけあります。それは「コープ(日本生活協同組合連合会・生協)」です。
あなたはコープの宅配を使ったことがあるでしょうか?
若いビジネスパーソンの利用はあまり多くないかもしれませんが、「実家で使っていた」人はそこそこいそうです。コープに加入すると家にチラシやカタログが届き、それを見て注文すると、週に1回など定期的に注文品を届けてくれます。Amazonのように「注文してすぐ届く」というわけにはいきませんが、それほど急いで買い物をする必要がなく、定期的に届けてもらえるコープで十分という人は少なくないでしょう。配達員がいつもだいたい同じ人なので、高齢者や女性には安心感もあります。
コープの強みは、まず世帯加入率です。何と全国の世帯加入率が4割近くにのぼるというデータもあります。
また、自前の物流網を持っていることにも注目すべきでしょう。いっとき日本の物流網がパンクしかけて物流コストが急増したときも、コープは自前のトラックを持ちドライバーも確保しているので困ることはありませんでした。
コープと聞くと「いまだに紙のカタログや注文用紙を使っている古いサービス」というイメージを持っている人も多いのではないかと思います。しかし、これだけの加入率と物流網があるのですから、活用の仕方しだいでは日本市場でAmazonを抜くこともできるのではないかと思います。
現実的には、コープは株式会社ではなく、各地域のコープを簡単に合併できないという問題があります。これほどのネットワークがあるのですから、すべてのコープをM&Aで1つにすれば効率性などの面でメリットが大きいだろうと思うのですが、なかなかそうはいきません。
しかしコープのケースを考えると、古くからある日本のネットワークを見直すことでAmazonにも勝てるような枠組みをつくれるのではないかという気もします。
「どうせAmazonになんて勝てない」と諦めるのではなく、思考を柔軟にして発想を広げていくことが大切です。
(本原稿は、伊藤潤一著『東大金融研究会のお金超講義 超一流の投資のプロが東大生に教えている「お金の教養と人生戦略」』から一部抜粋・改変したものです)
伊藤潤一

https://news.yahoo.co.jp/articles/2713cab27efded66b3849beb583557f57ef53bf2

自分が就職活動していたとき、コープの会社説明会に行って、本当に親切に色々と教えて頂いた事があり、まぁ当時とは全くと言っていいほど変化・進化しているとは思うけれど、そういう思い入れもあってか、伊藤潤一氏の考えに賛成したい。

コープの宅配に似たサービスをしている企業もあり、スーパーマーケットも宅配サービスをしているところもあるし、つまりは需要があるという事。すでにAmazonは一部で始めてるし。

ただ、コープは別組織で、地域地域で単体の組合っていうハードルがあって、これは、そう簡単には変えられないと思う。利権が絡んでくるからね。おいしい思いをしている人が、目先の利権に拘って放さなければ、株式会社化っていうのは無理だし。
でも、5年先、10年先を見据えて、行動してほしいと思います。よろしくお願いします!

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