相棒season20が終わった。相棒というコンテンツも終わっt(ry

気になっていること

最初は、土曜ワイド劇場の、単発の刑事ものであった。頭のキレる刑事と脳みそ筋肉の刑事のコンビが、なんか、2人あわせて3人分!的な面白さがあった。再放送で観た。
これの評判がよかったらしく、単発で、相棒2かなにかで、土曜ワイド劇場で流れた。2作目も、あの2人合わせて3人分の働きをしまーす!的な面白さがあった。それプラス、なんか、こう、ハッキリとは言えないけど、ワクワクというか、楽しさがあった。
で、その後にシリーズ化されるわけだが。

※個人の感想です。読んでて気分が悪くなる方は、読むのを即刻中止してページを閉じてください。

冠城亘シリーズの、途中までは、まだ面白かった。season18くらいになると、もう、我慢しないとみれなかったし、season19はオンタイムで観れなくても、録画でいいやって思って、後から観てた。season20は、録画すらしなくなった。ま、TERESAでいつでも観れるっていうのもあるけれど。

神戸君のシリーズが、個人的には色々と面白かった。?な設定も残ってたりして、あの設定はどうなったー!?っていうのもあったけど、それを上回る面白さが、あった。劇場版のDVDも買ったし。
デキる俺様が右京さんに振り回されて、どうにかこうにか回っていくっていう、人間が描かれたいたと思うんだよ。ウソの証言をした結果、えん罪→刑が確定→出所→自殺→懺悔のような、黒くてドロドロした内容もあったし。自分は自他共に認める他人に興味がない無能なサイコパスなんだけど、分かり易い人間模様であったり、感情の移り変わりであったり、何が切っ掛けて、どう変化していくのか的な描写は、見ていて楽しかった。ストーリーとかトリックも、とても面白かったし。

カイトのシリーズは、スマート+スマートになってしまって、一気につまらなくなった。ストーリーもトリックも、だいたいの予想通りになる事が多くなったし。映画版もイマイチやったし。なんか、無人島でこんなコト撮影してきましたー!的なトコロだけで、ストーリも、無人島から帰ってきてからの出来事も、みんな中途半端やったし。
最後、カイトが犯罪者になって終わった事に関しては、何も言う事はありません。あれは、あれでいいのでは。批判も褒めることもありません。

で、落胆していた相棒が、冠城亘シリーズで復活したと思った。
映画も見に行った。前売りチケット買って見に行った。面白かったし、DVDも買った。
でも、そこがピークであったか。だんだんとつまらなくなっていった・・・。
最終回後編の、2人の別れのシーンは、とても良かった。セリフ以上に、表情とかしぐさで感情が溢れ出ている感じがして。
最後のシーン、右京さんが1人で呑むカットね。ピントが右京さんの背中だけに合ってて、女将が捌けていった奥の方は、被写界深度をうまく使っててなのか画像処理なのかは知らんけど、ボケてんだよ。で、いつもなら冠城亘がいる空間がカラッポで余計に空虚な感じが出てて、ホントに穴があいたような印象を受ける絵で。どこから、どういう光をあてて、どこから、どういう具合に撮ったら、こういう具合に映るっていう、もう、照明さんとかカメラさんとか、職人さんの技を最後に見れてよかった。
うわー、このシーン、鳥肌やん!って思わず声でたけど、ウチ奥さんには伝わらなかったwww

もう十何年も前の話やけど、デジカメでの撮影を趣味にしていた時があって、その時に光の使い方で撮った写真の印象が全然違うよねっていうので、光の使い方、ライティングについて独学で勉強した事があって。本買って色々と試してみたり、撮った画像をデジカメ雑誌に投稿したり、していた事がある。
そういう素人に少し毛が生えたくらいの知識しかないんだけど、相棒の神戸君のシリーズは、そういう影の作り方とか、光と影で表現てします!みたいな映像とかあって、めっちゃ楽しかった。
え?これ、どうやって撮ってんの?とか、どうやったらこういう影作れるん?的な見方してた。ストーリーとかもそれに合ってたし。2倍、3倍で楽しかった。

それに比べて、season20のつまらなさよ。
米沢さん出てきたけど、なんか、取って付けたようなストーリーだったし。最初から最後まで、なんかノッペリした絵であったし。ここ!っていうシーンも無かったし。

冠城亘の後継者がまだまだ決まっていないようですけど。
私の中では、相棒っていうのは、もう、オワコンです。終わったコンテンツ。
相棒よりも面白いモノ、面白そうなモノっていうのが、まだまだ有るし。

season21は、もう見ないかも。見なかったとして、評判が良かったとしても、見ていなかったことを後悔しそうにもないし。

※個人の感想です。

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