誹謗中傷の加害者は50代男性が最多 「正当な批判・論評だと思った」「イライラする感情の発散」

気になっていること

Yahoo!ニュースからなんすけど。
誹謗中傷の加害者は50代男性が最多 「正当な批判・論評だと思った」「イライラする感情の発散」(まいどなニュース) – Yahoo!ニュース

やっぱり昭和のオサーンはロクでもないってことが、こんなトコロでも証明されてしまった。
自分も50代のオサーンやけど、誹謗中傷するオサーンとしないオサーンの違いは、ある点を見ることで見えてくる気がしている。

自分の場合は、就職してからWindows95が発売された。それまでは、Windows3.1とかロータス123とかがせいぜいで、それまではフロッピーディスクが5インチから3.5インチになってスゲー!って時代。
その頃から、なんとかかんとかパソコンに関わって、ISDNとか23時からのテレホーダイとかからADSLになってって経験を直接してきた人達っていうのは、そんなに誹謗中傷してない感がある。それらの時代をすっ飛ばして、いきなり光回線あたりから加わってきた昭和のオサーンが害悪を撒き散らしていると、個人的には思っている。

物心ついたころから家にパソコンがあって、光でネットがつながってて的な世代は、明らかにネットリテラシーが高いように思う。経験値が有る程度ある状態だと思う。

ネット上では、色々な情報が出てる。本当の事も、本当っぽい事も、明らかな嘘も。
当時の2ちゃんねるでは、騙される方が悪い、っていうのがあったから、騙されない為にも、その情報源(ソース)を詳らかにする事が普通であった。ソースがない限り、その情報はウソ!であった。で、出てきたソースを調べていって、それが本当かどうかを自分で確認してきた。そしてそういうスキルが勝手についた。

虚構新聞ってご存じだろうか。
一番印象的であったのが「円周率、ついに割り切れる!」という記事。今見に行ったら、まだ掲載してるし(笑)https://kyoko-np.net/2005020901.html

これ、最後の数字が「0」なんすよ。ちょっと考えたら、いや、ちょっと考えんでも、割り算の解で、最後の桁が0なんて有り得ないでしょ?でもね、この記事が、このウソ記事が、物凄い勢いで広まったんすよ、当時。2005年っぽいですね。

それとか、フランス国営テレビの動画に、テキトーな日本語の字幕付けて、「ほら、フランス国営テレビも●●のいい加減さを認めた!」みたいなYouTube動画が拡散されたり。で、コメントまでちゃんと見ていくと、フランス語が理解できる人が、いや、全然違う内容やでーって説明してるんやけど、鵜呑みにした人がバンバン拡散していって、問題になったり。

こういう経験を積んでいくと、直ぐには信じないとか、まずは疑ってかかるとか、見てるコッチ側が熱くならないとか、経験値が上がっていくんすよ。そういう経験値が上がっていない状態で、いきなり昭和のオサーンがネットに入ってきて、自分の気に食わない事について、ネットの匿名性という間違った認識に基づいて、ガンガン攻めていく、っていう。

ネットで誹謗中傷している人は、たぶん、年齢に関係なく、ネットリテラシーの低い人ではないか、というのが考察です。
今は人口分布的に、昭和のオサーンが多いんでしょうけれど、そのうち、全年齢層であんまり変わらなくなってくると予想します。

他人の事を思いやる事が出来ない人は、一定数います。無能なサイコパスを自認している自分がいうのもナンですが。でも、思いやることができないという事と、他人を攻撃するのは別です。全く別。
私は、他人を思いやる事は苦手ですが、攻撃はしません。やられたらやりかえしますけど、そもそも他人に興味がないから、攻撃なんてしないんですよ。他人に興味があるから攻撃する人の方が多いと思いますよ。

無能なサイコパスは、目的のためには行動します。でも、誹謗中傷は別の話です。

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